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令和7年度土木学会東北支部技術研究発表会において本学教員・学生が受賞

令和8年3月7日(日)、日本大学工学部にて開催された令和7年度土木学会東北支部技術研究発表会において、西山正晃准教授が技術開発賞、本学大学院農学研究科農学専攻1年の明下隼人さん(受賞時:農学部食料生命環境学科4年)が研究奨励賞を受賞しました。
なお、表彰式は令和8年5月28日に仙台市で開催された支部総会において執り行われました。


▲受賞した西山准教授(左)と明下さん(右)


【技術開発賞】

受賞題目:「環境DNA分析を用いたサクラマスとブラウントラウトの実態調査:山形県と秋田県の調査事例」
発表者:西山 正晃(山形大学)

連名者:佐藤静歩(山形大学), Shafaya HANANDITA(ガジャマダ大学), 渡部徹(山形大学), 佐藤高広(株式会社複建技術コンサルタント),渡邉一哉(山形大学)

本研究では、ブラウントラウトを特異的に検出可能な環境DNA解析手法を開発し、山形県赤川水系および秋田県雄物川水系の河川を対象としたサクラマスとブラウントラウトの生息の有無や季節変動を評価しました。開発した分析手法を適用した結果、本来未生息とされていた赤川においてブラウントラウトの環境DNAを検出しました。環境DNA分析による特定外来種の把握に向けた技術であるとともに、河川生態系の健全化に向けた診断手法として評価され、今回の受賞に至りました。


【研究奨励賞】

受賞題目:「土壌環境における薬剤耐性遺伝子の接合伝播ポテンシャルの評価」
発表者:明下 隼人(山形大学農学部食料生命環境学科4年)※受賞時

本研究では、土壌環境における薬剤耐性遺伝子の接合伝播ポテンシャルを評価するため、施肥条件およびマトリックポテンシャルを変化させた土壌マイクロコズム実験を実施しました。その結果、堆肥の種類や土壌中の水分状態が接合伝播の成立条件や継続期間に影響を及ぼすことを明らかにし、土壌中で接合伝播により耐性菌が拡散する可能性を示しました。土壌環境下での薬剤耐性遺伝子の伝播を実験的に示した点に新規性があり、耐性遺伝子の拡散リスクの解明に資する成果として高く評価されました。

■掲載日:2026.06.03