のぞましい環境保全システムの解明と実現には、学問の各分野におけるアプローチと分野間の共同とともに、農林業のもつ役割・意義をより大きくとらえる必要がある。本講座は、これまで水系を中心に展開してきた生産・生活・文化を地域環境としてとらえ、現実の諸問題を解決しつつ、地域環境のあるべき方向を追求することを課題としている。具体的には、地域計画、河川環境、地域生態の分野を中心に、地理学的内容を加えてこれらの課題に迫る教育・研究に取り組んでいる。 生産・生活・文化を地域環境の大きな構成要素として、農林業・農山村をより広く捉え、現実に生起する問題点を明らかにしつつ、人間と自然との共存という地域環境のあるべき展開方向を追求しています。 |