現在、農場で飼っている牛は黒毛和種という肉用種になります。子牛を生産する繁殖経営体系をとっていて、雌牛19頭と肥育前の子牛を飼っています。
　特徴としては、毛色が黒単色で若干褐色、腹部や肢は少し淡くなっています。角もあります。体型は性別や目的によって違いますが、繁殖用の雌牛は体高約130cm、体重約500kg程度です。生まれたときの子牛は体高約60cm、体重約30kg程度です。雌牛が子牛を産むまでのサイクルは、発情→種付け→妊娠（約9ヶ月半）→出産といった形です。
　子牛が出荷されるまでのサイクルは、授乳（約3ヶ月）→離乳→育成期（約6〜７ヶ月）→出荷といった形です。子牛は月齢約9〜10ヶ月で市場に出荷し、肥育農家さんに買われていきます。
　肥育農家さんに売られていった子牛は約24ヶ月間肥育されます。