リードカナリーグラス


 農場の採草地では主にリードカナリーグラスという品種の牧草が牛の飼料用に栽培されています。面積は約3haで年に2回の刈取りと、今年から放牧が行われます。(刈取られた牧草は牧乾草として保存しています。
 特徴としては、冷涼な地域での栽培が向いていますが、環境に対して対応力があります。毎年播種しなくても5年ぐらいは連続して利用できる多年生の牧草です。水はけが悪くてもよく生育し、草丈は1m以上にもなります。収量も比較的多いです。ですが、刈取り時期を間違えると品質が悪くなり、牛の嗜好も低下してしまうので刈取り時期に気をつけなくてはいけません。
 農場の牧草の収量は年間約20tで、牧草だけでは十分な量がなく、足りない分は稲わらを使っています。