堆肥


 農場では主にもみ殻を牛床として用いています。牛の尿や糞で汚れてしまった牛床は新しいもみ殻と交換します。汚れてしまった牛床は堆肥舎に運ばれます。堆肥舎に運ばれた牛床はまだ堆肥としては使えず、ある程度堆肥舎に溜まったら機械を使って撹拌し、中に空気を混ぜます。空気を混ぜることで微生物の働きを活発にし、有機物を分解してもらいます。農場では計3回撹拌を行います。これで堆肥の完成です。(写真3;成熟堆肥)
 農場で作られた堆肥は、農場の水田や果樹園の肥料として使われています。