インドネシアスマトラ島での調査〜サンプリング編〜(2004年6月30日〜7月7日)、名古屋大学と共同、参加者:安藤(山形大学)、松田(山形大学)、宮本(名古屋大学)。(文責:松田)
 
 

このページをご覧のみなさん、お久しぶりです。1年ぶりに行ってまいりました!松田のサゴヤシサンプリング旅行も4回目となりました。未だこの地以外のインドネシアを知らない私・・。

恒例の穴掘り。安藤先生の施肥試験区にて。生育6年目のサゴヤシ土壌をサンプリング。施肥土壌と無施肥土壌の養分含有量を比較します。

写真奥がおなじみ安藤先生。6月に誕生日をむかえ、56歳になられました。私が研究室に入った当時に比べ、確実にお歳をお召しになった感があります。写真からもすさまじい疲労感が伝わってきますね。写真手前は名古屋大の宮本さん。彼女は今年3月に我が研究室を卒業したばかりです。以前と変わらず安藤先生を尻にしいていた・・。

プランテーションの小道。ここをひたすらバイクで走る。自分で運転できないから後に乗っけてもらいます。デコボコの道をひたすら2時間とか走ります。横の線路は肥料などの運搬用です。
おそらく生育4年目のサゴヤシ。無施肥でお手入れもあまりされておらず、あまり生育はよくない。ここでもひたすら穴掘り。日が照るとめちゃめちゃ暑いのはあたりまえですが、サゴヤシ畑の中にいると蒸し暑くて余計に暑い。どこにいても暑い。

プランテーションの方とサンプリングの打ち合わせ。左手前がジョンさん直属の現場総指揮者・ナサルディンさん。笑顔がすてき。お子さんが2人いる。奥が大学出のエリート・ボブさん。たぶん未婚。去年よりさらにふくよかな体型になっていた。なぜこのくそ暑い所で太れるのだ。

採土器を使って土壌のサンプリング。手つきもあざやかになってきた。

宮本嬢はむずかしい機械を使って何かを測定中。さすが名古屋大学。じつはpHとECとEhらしいけど。汚れない仕事でうらやましいっす。

安藤先生、いつ見てもバテバテだ。

ジャングル?いえ、サゴヤシの畑です。

宮本嬢のために地下水を採取さしあげてる図。涼しそうに見えますが、穴の中はめさめさ暑いです。湿気でむんむんします。
現地のワーカーさんが穴掘りをしてくれます。今回はこの彼がとても協力してくれました。ありがとう!!
どこの穴か忘れました。毎日よくがんばった。
この時期は乾期のはずですが、サンプリング前日にまとまった雨が降ったためか、昨年の同時期に比べ、地下水位が20〜40cmも高くなっていました。土壌も湿った感じがしますね。
これは安藤先生の施肥試験区。他の場所より手入れが行き届いているため、直射日光が暑い暑い。
今回はサゴヤシも調査。葉ごと切り取って、小葉と葉柄をサンプリング。トゲトゲが痛くてイヤなので、安藤先生に任せた。
美しい土壌断面。これはパランを使ったワーカーさんの腕前です。
プランテーション入り口の村・カンポンバルー。去年来たときより閑散としていた気がします。

こらーっ、Tシャツの上から刺すなーっ。松田、背中を蚊にさされ苦しむ。虫除けスプレーは効かないのか?ちなみに蚊取り線香は効きます。

今年もムサシで買った農婦帽?と、お母さんにもらった日よけ手袋が役立ちました。

こうやって穴掘りを横で見ているだけでも息が上がる。熱帯の脅威。