谷沢地区"

 八沢川は東の大机川、栗田俣川、砂谷川、少連寺川、西の越戸沢川、河内沢川、虚空蔵川を主な水源としている。 これらの川は山が浅く(源頭が低い)雨が降れば流量は急激に増え、晴天が続けば渇水となる。 水源を求めて昭和25年から昭和28年の県営八沢川沿岸用水改良事業により、菅野代頭首工、八沢川水路トンネルが築造され、八沢川への補水が開始されている。 近隣には、大谷ため池がある。受益地45haの水田に補水する重要なため池であるが漏水などの老朽化に伴う災害の危険性が増したことを受け、 大谷地区県営ため池等整備事業として洪水吐、堤体、取水施設、管理用道路などが整備され平成14年度に完成している。 ため池の南側は、標高430mの熊野長峰の樹林帯で失言も有し、花や昆虫も多い。
  大机川は知られざる岩魚釣りの河川である。20云年前にこの川を訪れたが、木っ端ヤマメばかりで、おまけに車を田んぼに落っことした苦い思い出がある。(2015.渡邉)

八沢地区

谷沢地区図