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人と川の環境連携プロジェクト

Yell Stream とはabout us

概要及び目的

産卵床写真

山形県は、美しい山と渓流に恵まれて、サクラマスやイワナの良好な生息地として知られています。また渓流釣り場としても有名で、多くの釣り人が美しい渓流とそこに生きるサケ・ます類を釣りに訪れます。 一方で、山地は美しいだけではなく、洪水が頻繁に起こる場所でもあります。付近の住民を守るためには、土石流や土砂崩れなどに対する対策も必要となってきます。このように、渓流魚の良好な生息環境を守りながら、人の生活をも守るためには、両者の共生が求められるところである。 そのためには、防災のための構造物に対するな施設改良といったハード的な検討だけでなく、増殖活動に見られるようなソフト的な活動も合わせて考えていく必要があります。このような目標を達成するために、河川工学や河川環境を専門にする分野(山形大)と、淡水魚の生態や増殖を専門とする分野 (山形県内水面水産試験場)との共同でのアプローチがとても効果的であると考えました。そして、広く市民の参加を呼びかけながら、サケ・ます類の生息場(瀬や淵)の創出、再生産の場である産卵場の創出など、河川の自然復帰技術の開発を、 まさに現地で実践的に行い、将来的には市民が担い手となり得る技術の構築を目指しています。


活動概要

産卵床造成活動

稚魚放流増殖活動

生息環境(瀬・淵構造)造成活動

contents

山形大学農学部河川環境学研究室

〒997-0037
山形県鶴岡市若葉町1-23

TEL 0235-28-2945