サクラマスは川に卵を産みにのぼってきます。彼らが卵を産む場所は、綺麗な川のちょうどよい大きさの石が沢山ある場所です。今、多くの川はそのような石が少ない環境になっています。そこで、サクラマスの産卵する場所として良い環境を造ることにしました。山形県内水面水産試験場や大学をだけでなく、一般の方々が参加して、小石や石を川に敷き詰めました。この活動を『産卵床造成活動』といいます。
サクラマスやイワナなど渓流で生まれるサケ・ますの仲間を増やすためには、産卵床を造るだけでなく、人工的にふ化・育成した稚魚の放流も大事な活動です。赤川漁業協同組合と内水面水産試験場、そして山形大学は、稚魚が川に放流された後、どのように川を利用し大きくなっているのかの調査・研究を行っています。
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