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子牛出産(2011.6)NEW
『妄想日記、親牛子牛』(出産編)(2009.3)
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『妄想日記、親牛子牛』(出産編)
3月10、午後3時、農場で子牛が産まれました!
体重は31kg、オスです。お母さんの名前は"こがね6"、お父さんの名前は"平忠勝"です。
子牛:「はじめまして。生まれるのが予定より遅かったけど元気だよ(*^_^*)」

子牛:「さむ〜。(*_*)」
親牛:「風邪ひかないようにね。今乾かしてあげるわ。(^.^)」

子牛:「腹減った〜、立ってオッパイ飲むべ。(@_@)」

子牛:「あ〜疲れた。いったん休憩しよ。(+_+)」

親牛:「だらしない。お母さんは10分で立ち上がったわよ。がんばりなさい。(ホントは30分くらいかかったけど)(^_^;)」

子牛:「うるさいなぁ、よっこいしょ。(・へ・)」

子牛:「やっぱ無理(;一_一)」
親牛:「はぁ〜、将来が思いやられるわ。(~_~)」

親牛:「ほらがんばって。あなたならできるわ。!(^^)!」
子牛:「ド根性〜!!(ほめられて伸びるタイプ)(`^´)」

親牛:「よく頑張ったわね。病気にならないようにたくさん飲むのよ。(#^.^#)」
子牛:「やっと飲めた。運動の後の一杯は格別だな。(^_^)v」

親牛:「お疲れさま。(●^o^●)」

子牛:「お腹いっぱいになったら眠くなっちゃった。(-_-)zzz」

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子牛:「ほーら、もうこんなに動けるよ。すごいでしょ。\(^o^)/」

牛の胎児は親牛から抗体を得られず、出生時に免疫を作る能力がありません。しかも自ら獲得した免疫抗体ができるのに約2カ月かかります。この間、子牛を病気から守るのが、初乳に含まれる抗体です。子牛は、初乳に含まれる抗体を体内に吸収しますが、この吸収能力は、出生後、数時間で急速に失われます。そこで分娩後、なるべく早く、たくさん給与すべきで、良質な初乳を十分与える必要があります。
おしまい
技術職員 石田考佑
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