耕 種 空芯菜 記事 |
空芯菜とは??![]() これは私(佐久間)が学生時代、タイを旅行したときに撮った写真です。 左下が、タイ名「ぱっぷんふぁいでーん」といいまして、日本名「空芯菜炒め」です。 個人的な話で恐縮ですが、大好きなんです。(毎日同じ店で同じものを食べていました 笑) 空芯菜は熱帯アジア原産のヒルガオ科サツマイモ属の野菜です。ヨウサイ、エンサイ、エンツァイ、アサガオナ、カンコン、ウンチェーなど、別名がたくさんあります。日本では沖縄以外ではマイナーな野菜だと思いますが、ここ東北山形でも栽培することができます。夏場の葉物野菜として重宝します。 ![]() 福島県玉川村産の空芯菜。 玉川村では特産品として栽培・加工されています。 栄養も豊富で、ほうれん草の4倍のカルシウム、5倍のビタミンAなどと言われています。 栽培上の利点としては、 ・畑栽培でも水田栽培でも育てることができる。 ・生育が旺盛で、病気、害虫の心配がほとんどない。 ・収穫後、株を残せばまた生えてくる。何度か収穫できる。 問題点としては、 ・雑草の問題。水田除草剤は使えない。 ・適期収穫しないと硬くなる。 ・気温が15度以上必要。冬季にハウスで栽培しようとすると高コスト。 ということが考えられると思います(もっといろいろあるでしょうが・・・)。 上記の利点・問題点を踏まえつつ2009年に栽培を試みましたので、ご紹介します! 環境学科の農場実習(水田コース)でも取り組むことになりました。 技術職員 佐久間拓也 |