地域プロジェクト演習の一環として、2016年10月1日から宿泊を伴い、宮城県の松島に浮かぶ浦戸諸島の桂島に地域調査に行ってきました。
1日目は桂島の区長さんから、震災時の話、避難生活の話、復興の話、農業・漁業の話を伺いました。
2日目午前は松島湾の海面利用について学ぶため、のり養殖・カキ養殖の現場に案内していただきました。湾内の潮流がどこを走っているのかを知ったあとで、場所によって異なる養殖方法の違いを学びました。まさに適地適作・適手法でした。
2日目午後は、桂島で、かつて白菜の採種場であった場所を見学した後、野之島に渡り、副区長さんから震災時の話、避難生活の話、防潮堤に対する考えなど、そして島の将来に対する展望（とくに限界集落としての島）をうかがいました。また野之島では1970年頃まで無人島で耕作する「通耕」があったことを知りました。