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社会教育部門 センターの農場は朝日山地や月山を源流とする山形県内第2の大河川である赤川の下流域に、演習林は上流域に位置する。中下流域は日本有数の食料生産地帯であり、上流域はブナを中心とする冷温帯落葉広葉樹林帯である。この流域で人々は自然と関わりながら豊かな地域文化を築いてきた。当部門ではこのフィールドを活用して、体験学習、生涯学習およびリカレント教育などの社会教育を担当する。加えてアジアを中心とした開発途上国の農業技術者の研修受け入れなどの国際貢献も担当する。また、農山村地域の地域活性化に関する教育研究を行うとともに、地域文化に込められた人と自然が共生していく知恵を、これからの環境保全型社会の構築に活用する方策をも研究する。さらに、広く社会に開かれた大学として地域社会との連携を強化するためにコーディネート機能を重視するとともに、農林生産様式の変化に伴う地域情報の収集、管理発信を行う。 |