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アジアの水・食・健康リスク講座(第3回海外セミナーinカンボジア)を実施しました

2019年9月20日(金)~28日(土)に、公益財団法人住友電工グループ社会貢献基金寄附講座「アジアの水・食・健康リスク講座 第3回海外セミナーinカンボジア」を実施しました。

   

はじめに,渡部徹先生(山形大学)とOr Moly先生(カンボジア工科大学,以下ITCととする)からお互いの大学に関する紹介がありました。

       

続いて、吉村千洋先生(東京工業大学)とITCの3名の先生(Kuok Fidero先生, Khy Eam Eang先生, Sith Ratino先生)によるカンボジアの環境問題に関するレクチャーを受けました。吉村先生からは,カンボジアで実施中の国際研究プロジェクト(渡部徹先生も参加)の紹介もありました。その後のワークショップでは,国際研究プロジェクトの成果を実際の環境管理に適用する方法について,ITCの学生を交えてグループディスカッションをしました。

      
2日目からはグループに分かれて,プノンペン市内の廃棄物処分場や下水処理場、トンレサップ湖の水上集落を見学し,水のサンプリングや住民へのインタビューなどのフィールドワークを行いました。

      
フィールドワークから戻った後も,持ち帰ったサンプルの分析や、インタビュー結果のまとめで大忙し。その結果をもとにグループ別の発表とディスカッションを行い,お互いに得た知識をシェアすることできました。   

    
忙しい日程の中で,世界遺産アンコールワットを見学するなど,有意義なサマースクールとなりました。たくさんのご支援をいただいたITCの皆さんに,ここに感謝申し上げます。

(2019.11.29掲載)