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全国の受験生の皆様へ

食料・生命・環境科学の課題解決に挑戦

Q.「農学部で学ぶこととは?」

A. 「研究のフロンティアは全方向に360°広がっている」が全国の農学部のキャッチフレーズです。そんな中で山形大学農学部の1年生は165名が1つの学科で,農学の広範な分野を勉強します。この1年間で,皆さんのやりたいことがきっと見つかります。あとは,鶴岡で学ぶ3年間で,アグリサイエンス,バイオサイエンス,エコサイエンスそれぞれのコースで深掘りしてください。また,こんな守備範囲の広い農学部であればこそ,専門分野の深化だけでなく,学部の垣根を取り払い,細分化された学問を統合する役割を果たさなければいけません。山形大学は6学部ある総合大学です。農学部が活躍できるフィールドは、限りなく広がっています。

Q.「山形大学農学部の新たな挑戦とは何ですか?」

A. 山形大学農学部は、1年次に農学全般を広く学び、2年次から自分の学びたい専門を深く学ぶ、1学科6コース制で教育を行ってきましたが、2019年4月から同じ1学科制のままこれまでの特徴をさらに伸ばす3コース制に変わります。3コースにそれぞれの基幹プログラムとコース横断的な2つのプログラム(国際展開プログラムと地域創生プログラム)を設けることにより、どのコースからでも、国際化や地域創生に対応した教育プログラムを受けることができます。自分の将来を見据えながら、コースとプログラムを組み合わせて、学んでください。

Q.「高校生へのメッセージをお願いします。」

A. 高校生の皆さん、地域の個別課題から地球規模の大課題まで、複雑化する問題解決に向けて、是非、私たちと一緒に学びましょう。

山形大学 農学部長 村山 秀樹