文字サイズ

山形大学農学部公開シンポジウム2021「食料・生命・環境とSDGs」を開催しました

 令和3年10月17日(日)、グランドエル・サンにおいて、山形大学農学部公開シンポジウム2021「食料・生命・環境とSDGs」を開催しました。
 会場での一般参加者48名に加え、オンラインで山形大学農学部地域産学官連携協議会会員の方々にも参加いただきました。
 第1部では、特別講演として、人材育成アカデミーローズレーン代表 黒田三佳氏より、「持続可能な幸せな社会は『一人の人』からはじまる」をタイトルにお話いただきました。ご自身の里山暮らしの中にある「幸せ」についてSDGsのゴールとも照らし合わせながらご紹介され、「幸せとは今すでに持っている持続可能なものをデザインし直すこと」とお話し下さいました。
 第2部では、本学部で行われている、SDGsに関する3つの取組み事例が報告されました。庄内地域を対象とした身近な事例を通して、農学とSDGsの関わりを知っていただくことができたと思います。
 第3部座談会「SDGsと農学-山形大学農学部の挑戦-」では、大学全体あるいは学部としての視点から現状や取組み、今後の方向性などが語られたほか、SDGs先進都市であるドイツ・フライブルグ市が全ゴールを取り残すことなくSDGsに取り組んでいることなども紹介されました。
 ご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。

  
▲特別講演「持続可能な幸せな社会は『一人の人』からはじまる」(黒田三佳氏)


▲事例報告①「スマテロ豚は何を食べたか― 庄内スマートテロワールプロジェクト―」(浦川修司教授)


▲事例報告②「在来作物と種子の未来」(江頭宏昌教授)


▲事例報告③「決して下水ということなかれ! ― ビストロ下水道プロジェクト―」(渡部徹教授)


▲座談会「SDGsと農学-山形大学農学部の挑戦-」

 

■掲載日:2021.10.26