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新任教員のご紹介

2021年度本学部に着任された先生をご紹介します。

 

小林 翔 准教授  (2021年4月1日着任)

2014年に岩手大学大学院連合農学研究科で博士の学位を取得後、Helmholtz Zentrum Muenchen (ドイツ)や公益財団法人庄内地域産業振興センターの博士研究員、山形大学大学院医学系研究科の助教を経て、本年4月より山形大学農学部食料生命環境学科の准教授に着任致しました。教育・研究では食品栄養科学分野を担当しています。過剰な活性酸素種は体に悪影響を与えますが、それを消去・抑制する抗酸化防御機構について研究を行っています。体がもつ抗酸化防御機構に対する食品由来機能性成分の影響について研究を進め、健康の維持・増進への応用を目指したいと考えています。

 

小峰 浩隆 助教 (2021年5月1日採用)

私は2019年に東京農工大学大学院博士後期課程を修了後、同大学特任助教や森林総合研究所の特別研究員等を経て2021年5月より山形大学農学部食料生命環境学科に助教として着任致しました。専門は生態学で、これまで外来種や都市開発、マダニ媒介感染症といった、人間と野生生物の双方に関わるテーマについて取り組んできました。今後は、自身がこれまで取り組んできた保全生態学や進化生態学、生態疫学等の視点から、東北地方の強みを活かした教育・研究を進めていけたらと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

 

五領田 小百合 助教 (2021年11月1日採用)

2018年、東京医科歯科大学大学院 博士課程を修了。米ハーバード公衆衛生大学院、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所 国際栄養情報センター、辻料理教育研究所を経て、山形大学農学部食料生命環境学科食農総合科学研究室に着任いたしました。 食に関する様々な社会課題を楽しく解決する方法を模索しており、生産、加工、販売、食行動と医食農を融合させた学際研究を他分野と連携して進めております。 今後は、私が恩師に受けた幸運を還元する機会と捉え、学生さんが成功体験を積み上げられるようサポートし、自己肯定感を高められるような教育者を目指したいです。

 

叶 奈緒美 准教授 (2021年12月1日採用)

2016年3月に岡山大学大学院環境生命科学研究科 博士後期課程を修了後、徳島大学大学院医歯薬学研究部 助教を経て、2021年12月より山形大学農学部食料生命環境学科の准教授に着任いたしました。 専門は食品機能学で、主に赤ワインのレスベラトロール、緑茶のカテキンなどのポリフェノール類や、パパイヤのベンジルイソチオシアネートの機能性食品成分の機能性・安全性を科学的に証明し、最終的にはヒトの健康に貢献する食生活の提案をすることを目的として研究を行っています。 これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

宮城 敦子 准教授 (2021年12月1日採用)

2009年に東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程を満期退学後、東京大学分子細胞生物学研究所技術補佐員、2010年より埼玉大学環境科学研究センター技術補佐員を経て2012年に学位取得した後、埼玉大学環境科学研究センター/大学院理工学研究科研究支援者、2018年同助教を経て、本年12月より山形大学農学部食料生命環境学科バイオサイエンスコースに着任いたしました。専門は植物生理でメタボローム解析を主軸にシュウ酸合成機構の解明や機能改変植物の代謝変動に関する研究を行っています。これまで以上に教育、研究に励む所存ですのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

■掲載日:2022.1.7