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山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)キックオフイベントを開催しました


 10月17日(月)、山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)の開所記念式典および記念講演会を鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で挙行しました。
 
 第一部の式典では、玉手英利学長が関係者各位に向けて感謝の意を表し、「我々を取り巻く環境が大きく変化する中、当センターで行われる研究が地球規模の気候変動、国内農業人口の減少や高齢化、食料不足などの問題を一つでも多く解決し、持続可能な幸福社会の実現につながるよう祈念する」と開式の辞を述べました。続けて、来賓として皆川治鶴岡市長が「当センターと連携し、本学部とのパートナーシップをさらに深めていきたい。」と祝辞を述べ、村山秀樹農学部長が当センターの概要を説明しました。
 
 第二部の記念講演会では、東北農政局次長の原孝文氏が「『みどりの食料システム戦略』の推進について」と題して基調講演し、現在の食料・環境をめぐる状況を踏まえた上で本戦略が2050年までに目指す姿および取組方向について説明しました。引き続き、当センターで実施される5つの重点プロジェクト(スマートテロワール、ビストロ下水道、アルファ化米、Fプロジェクト、自然共生稲作)の紹介が行われました。
 
 山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)は、大学全体での取り組みとして「食の10次産業化」を目指し、得られた研究成果を地域の課題解決や新たな価値の創出につなげてまいります。

 
▲開式の辞を述べる玉手学長(左)と東北農政局次長の原孝文氏による基調講演(右)

    
▲重点プロジェクトの紹介▲


■掲載日:2022.10.19