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令和5年度「庄内スマート・テロワール」豊穣感謝祭を開催しました

令和5年度「庄内スマート・テロワール豊穣感謝祭」が、11月29日(水)鶴岡市のグランドエル・サンにおいて開催され、成果報告および試食会が行われました。

本学では、庄内地域にスマート・テロワール(食料の生産から加工、販売、消費に至るまでの全てを地域内で完結できる持続可能な循環型農村経済圏の構築を目指し、 令和元年度に「庄内スマート・テロワール構築協議会」、令和4年度には全学組織の「山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)」を設立し、スマート・テロワール構想の実現に向けて取り組んでいます。

本感謝祭には、生産者や関係者などZOOMでのオンライン参加を含め、約90名が参加しました。

第1部のシンポジウムでは、「地域産飼料資源のサプライチェーン構築に向けた取組み」をテーマに、農業ジャーナリスト・アドバイザー浅川芳裕氏による基調講演のほか、東北農政局生産部畜産課 西川悠貴氏の講演と本学部研究者による成果発表が行われました。

第2部の試食会では、小麦、味噌、豚肉など地域産飼料資源を活用した庄内スマテロ産素材を使った加工品が提供され、特にオールスマテロ・ラーメンブースの前には行列ができるほど、大盛況でした。

▲開会の挨拶をする村山秀樹学部長
▲基調講演「スマート・テロワール構想を活用した農業戦略とは~山口市の子実トウモロコシ振興・実践編~」
浅川芳裕氏
▲「子実トウモロコシ等の自給飼料をめぐる情勢」
西川悠貴氏
▲「子実トウモロコシ導入の意義と生産技術」
山形大学農学部教授 浦川修司
▲「地域産飼料資源をフル活用した豚の肥育技術と加工品の品質評価」山形大学農学部准教授 松山裕城
▲庄内スマテロ産素材をふんだんに使った「オールスマテロ・ラーメン」のブース

 

 

■掲載日:2023.12.5