「第7回 東北野生動物管理研究交流会 in やまがた」を開催します(11/9)
本学において、本年度からSDGsに貢献する研究拠点として「農山村リジェネレーション共創研究センター」を立ち上げました。その一つの役割として、人口減少社会に対応した野生動物管理の推進を掲げております。
そこで、これを機会に4年ぶりに、7回目となる東北野生動物管理研究交流会を2024年11月9日、山形市にて開催する運びとなりました。本交流会では、野生動物の持ちうる「大胆さ」に焦点を当てます。昨年のクマの大量出没に例示されるように、様々な野生動物は私たちの生活圏へと進出し、未曽有の被害を発生させはじめています。この背景には、野生動物がヒトや集落に対して持ちうる「恐れ」の変化が考えられます。ここでは、考えられるメカニズムや、その評価事例をご紹介すると同時に、現場での対策の在り方について、産官学のそれぞれの立場から議論を深めていきます。
なお、今回も広くポスター発表を募集しております。こちらもぜひご応募ください。
第1部 農山村リジェネレーション共創研究センターの取り組み
センターの紹介 林田 光祐- 縮む社会における野生動物との「かかわり」の再築 江成 広斗
- 人間活動が中型哺乳類に与える影響を考える 斎藤 昌幸
- 東北地方における感染症媒介マダニについて 小峰 浩隆
第2部 ポスター発表
第3部 大胆さを獲得する野生動物
- 個体差を踏まえた野生動物の管理
本田 剛(山梨県総合農業技術センター)
- 「捕食者としてのヒト」に対する二ホンジカの行動反応と管理への応用可能性
角田 裕志(埼玉県環境科学国際センター)
- 秋田県のクマ対策:これからも豊かに暮らすために
近藤 麻実(秋田県自然保護課)
詳細は、以下のページをご覧ください。
https://four-m.jp/tykk2024/
(※共催の東北野生動物保護管理センターに受付サイトを用意して頂いています)
お申し込み・お問い合わせは、上記の受付サイトにお願いいたします。
主催:山形大学農山村リジェネレーション共創研究センター
共催:(同)東北野生動物保護管理センター、(株)BOULDER、雪国野生動物研究会
後援:「野生生物と社会」学会
■掲載日:2024.06.19