チーム”はぐくみ”のファーマーズ MEET-UP in 新庄を行いました
令和元年11月16日(水)、チーム”はぐくみ”の3回目となる取り組み、ファーマーズ MEET-UP in 新庄を行いました。
チーム”はぐくみ”は農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」で未来の農業女子育成を目標として教育機関との連携する取り組みです。山形大学農学部は今年3月に参画しました。
農学部生15名、やまがた農業女子ネットワークメンバー9名など28名が、新庄市に昨年オープンした農家レストラン米香房Gratias(オーナーはネットワークメンバーの高橋綾さん)に集いました。
東北農政局職員の方から進行をして頂き、午前は新庄の農業女子二人の取り組みに関する講演を聴きました。最上ラズベリー会会長でBerryneさいとう農園の斎藤優子さんからラズベリーに取り組んだ経緯や繁忙期の雇用スタッフとの交流、家族とのつながりなどについてお話を伺いました。続いて、Shikisai-enの三原真理子さんから農業に本格的に取り組む契機となった平成28年度から始まった明倫堂プロジェクトの紹介、そして自ら取り組むハウスや露地で栽培する30種以上の野菜栽培と販売、子供たちへの影響などについて伺いました。
昼食は米香房Gratiasの自家製やメンバーが作った農産物を使った特製ランチ、山形芋煮、そしてデザートに斎藤さんが試作中のラズベリーのジェラードを頂きました。
午後は学生が事前に考え伝えていた質問・意見を元に、「①お二人それぞれの品目について、栽培してみようと思ったきっかけや、栽培する上でご苦労されていることなどについて」、「②商品づくりに取り組もうと思ったきっかけと、女性の視点から商品のパッケージデザインなどで工夫されていること、販路の開拓方法について」、「③農業経営における男性と女性の役割分担について、特に子育てをしながら農業経営と家庭生活を両立させている秘訣などについて」、「④住みやすい農村コミュニティづくりについて、お二人が住んでいる地域では、若者の意見をどのように取り入れているか。またイベントの開催など、お二人の地域との関わり方について」を柱に意見交換し、有意義な時間を過ごしました。
▲昼食;農家レストラン米香房Gratiasオーナー高橋綾さんと新田祥子さんから説明
▲午後のディスカッション
▲集合写真