山形大学農学部

文字サイズ

第2回記者懇談会を開催しました

山形大学農学部では、年に数回、記者懇談会を開催しています。
5月14日(木)に、令和2年度第2回目の懇談会を開催しました。発表内容は以下のとおりです。


1.「陸域と沿岸生態系を結びつける研究成果を発表しました」

                      教 授    渡部 徹(水環境工学) 
                      研究支援者  スーザン プレイズ(水環境工学)

【概要】流域の土壌から流出する有機物と鉄は、沿岸域における生物生産を支えています。
三陸地方でこの土壌有機物と鉄の調査を行い、土地利用と季節変化の観点から特長づけをしました。
結果の一例として、秋の針葉樹林の表層土から、より多くの有機物と鉄が供給されていることが分かりました。本研究成果は、学術誌『Science of the Total Environment』 にオンライン掲載されました(2019年12月)。
 
 ▲渡部徹教授(左)とスーザン プレイズさん(右)


2.「水環境における薬剤耐性遺伝子の伝達機構の解明に挑戦する~環境省公募研究の若手研究者枠に採択~」

                    プロジェクト教員(助教)  西山 正晃(水環境工学)

【概要】西山正晃助教が研究代表を務める研究プロジェクト「環境中における薬剤耐性遺伝子の伝播ポテンシャルと伝達機構の解明」が、環境省が公募する環境研究総合推進費「革新型研究開発 若手枠」に採択されました(研究期間:3年間、予算規模:509.8万円/年)。研究では、日本の主要な河川を対象に薬剤耐性菌の分布実態を調査するほか、環境中に排出された耐性菌が新しい耐性菌を生む可能性やその伝播機構の解明に取り組み、水環境中での薬剤耐性遺伝子の拡散防止対策の考案や環境衛生のリスク評価の実施を目指します。
 
 ▲西山 正晃助教


■掲載日:2020.05.18