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第7回記者懇談会を開催しました

山形大学農学部では、年に数回、記者懇談会を開催しています。
10月12日(月)に、令和2年度第7回目の懇談会を開催しました。発表内容は以下のとおりです。


「産官学連携による日本酒産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)」
 ~GI YAMAGATA売上倍増に貢献する、山形大の成分/微生物/味覚解析技術と酒オンタップの協創~

株式会社酒オンタップ山形 代表取締役 山田 哲夫
株式会社酒オンタップ山形 代表取締役 東 範男
山形県酒造組合 特別顧問(山形大学客員教授)小関 敏彦
山形大学国際事業化研究センター長・有機材料システム事業創出センター長 教授 小野寺 忠司
山形大学農学部 教授 小関 卓也
山形大学農学部 教授 及川 彰  
                     

【概要】
 山形大学と山形大学有機材料システム事業創出センター(米沢市)内を本社として設立した「株式会社酒オンタップ山形」は、産官学連携により日本酒産業のデジタルトランスフォーメーション(デジタルによる変革)に取り組むことを発表しました。山形県の伝統的産業の一つである「日本酒」の流通・販売のデジタル化により、新たな需要の創出と付加価値の向上を目指すとともに、世界に誇る本県の日本酒産業への発展に貢献していきます。
 山形大学では、日本酒の成分に関するメタボローム解析(農学部・及川彰教授)、微生物の酒質への影響の解析(農学部・小関卓也教授)、味覚センサーによる解析(学術研究院理工学研究科・野田博之准教授)を行い、酒オンタップが取得する消費者データ等と組み合わせながら、個人・地域の嗜好性や料理に合わせた日本酒の生産・販売の実現化を目指します。


    

■掲載日:2020.10.16