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「10年目のキャンドルナイトin 鶴岡」を開催

 東日本大震災の発生から10年を迎えた3月11日、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムを会場に農学部学生・市民有志による「10年目のキャンドルナイトin 鶴岡」が開催されました。
 地震発生時刻の午後2時46分、会場に集まった関係者は一斉に黙とうを捧げ、菊池俊一キャンドルナイト実行委員長(農学部准教授)および皆川治鶴岡市長が追悼の辞を述べました。
 夕方には、有志らによる合唱や演奏などが披露され(ネット配信による動画公開)、また屋外では、市民らによってメッセージが書かれた約5,000個の紙コップキャンドルに火が灯されました。
 委員長を務める菊池准教授は、犠牲者の追悼や震災の記憶・教訓を伝えていくために震災1年目となる2012年から毎年活動を続けてきました。10回目を迎えた今年で当イベントを一区切りすることになり、菊池准教授は「多くの市民が災害を自分事として捉えるようになったと感じる。このバトンをそれぞれの人がそれぞれの形でつないでくれたら」と思いを語りました。

     
▲キャンドルでバトンを渡す様子

 

■掲載日:2021.3.19