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笹沼准教授と本学大学院生がトビシマカンゾウ・ニッコウキスゲに関する研究報告を行いました

 6月15日(火)に新潟県佐渡市の佐渡島開発総合センターで、本学の笹沼恒男准教授と大学院生(修士1年)の玉川加奈さんが、佐渡ジオパークの関係者にトビシマカンゾウ・ニッコウキスゲのDNA解析の研究報告を行いました。
 トビシマカンゾウは山形県の飛島と新潟県の佐渡島のみに自生する植物で、高山植物のニッコウキスゲの変種であるとされています。笹沼准教授らは、佐渡ジオパーク、鳥海山・飛島ジオパークなど各地のジオパークと連携し、トビシマカンゾウとニッコウキスゲの関係をDNA解析により解明することを目指しています。
 当日は、佐渡島海岸部のトビシマカンゾウの自生地で現地調査をした後、夜7時からの報告会でしたが、トビシマカンゾウが佐渡市の花に制定されていることもあり、参加した方々は熱心に聞いていました。報告後には、今後の研究のさらなる成果を期待する、という声をいただきました。

   

  
▲報告会の様子▲

  
▲佐渡での調査の様子▲

■掲載日:2021.06.28