文字サイズ

タイ・チェンマイ大学(CMU)との交流
(ショートステイプログラム、JASSO((独)日本学生支援機構)双方向交流事業)、山形県タイ友好協会タイミッション派遣事業への参画

第5回「ショートステイプログラム2022 in タイ・チェンマイ大学」

 COVID-19感染拡大により、3年間中止となっていました、CMUショートステイプログラムに農学部の学生7名と教員を含む、計8名が1/10-18の8日間参加しました。
 参加メンバーは、CMUに到着後、農産業学部長・執行部の先生と面談、英語による両大学教員・学生からの指導によるクッキング・アクティビティー(タイ菓子(カノムカイノッカター)&関西風お好み焼き焼き)を通じて、両大学の教職員・学生間交流を実施しました。

  

 

      

 その後、食味評価研究施設や食品加工センター等の学部関連施設を見学後、チェンマイ大学教員(Dr. Niphawan Panti)による講義”Proteomics(プロオミクス)”を受講し、タンパク質の機能特性、構造解析・同定技術について学ぶことが出来ました。

       

 CMU農産業学部からCMUメインキャンパスに移動後は、キャンパス内にあるロイヤルプロジェクト(タイ国王直轄のプロジェクト)・農学部の農産加工食品直売所を訪れるとともに、大学周辺ある養蜂センター、茶葉製造事業所を見学し、タイの農業・食糧生産事情を学ぶことが出来ました。

 CMU学生と同大農産学部にJASSO奨学生として留学中の本学学生(アグリサイエンスコース4年阿部美琴さん)らと共に、チェンマイ市近郊の寺院、観光施設(Chiang Mai city culture & museum center、Wiang KumKam,-The first capital city of Lanna Kingdom, Lanna folklife museum等)を訪れ、タイの歴史、文化ならびに学生間の交流を深めました。

山形県タイ友好協会 講演会・年次総会

 2022年10月31日に開催されました山形県タイ友好協会講演会・年次総会(山形市)において、2019年の当協会第1回訪タイミッション派遣時にチェンマイ大学ハイランドセンターにて、当協会ミッション参加メンバーらにより植樹されました桜の木の現状報告ならびに、“山形大学とCMUの交流活動10年”について講演を実施しました。

 
 講演に先立ち、シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使、大使館職員らと面談し、第2回訪タイミッション派遣、CMUとの双方向交流に関わる相互支援等について情報交換を行いました。

山形県タイ友好協会URL: http://www.bb-town.jp/yamagatathai/topics.html#202210_31

 本学はタイ・チェンマイ大学との大学間交流協定(MOU)締結10周年の節目の年を迎え、今後も継続的な大学生の派遣・受入を実施し、日本・山形県とタイの交流支援を通じ、大学間のみならず、市民の文化交流、産学官の交流を加速します。


■掲載日:2023.02.24