文字サイズ

第2回記者懇談会を開催しました

山形大学農学部では、年に数回、記者懇談会を開催しています。
11月9日(木)に、令和5年度第2回目の懇談会を開催しました。発表内容は以下のとおりです。


「 日本酒学」を開講 ~山形県内の高等教育機関による単位互換包括協定に基づく開講~

 山形大学農学部 学部長  村山 秀樹 
 山形県酒造組合 会 長  仲野 益美 
 山形県酒造組合 特別顧問 小関 敏彦   
        

山形大学は、山形県酒造組合による全面的なサポートのもと、「日本酒学」(計8回)を11月20日(月)よりオンデマンドで開講することを発表しました。 山形県内の高等教育機関による単位互換包括協定(ゆうキャンパス単位互換制度)に基づき、本学および他大学の学生ら計約60人が受講予定となっており、他大学の学生の参加を前提とした講義の開講は本学では初めての試みです。

本県には個性豊かな51の酒蔵が点在し、その土地ならではの気候風土、文化を生かした銘酒を育んでいます。 「日本酒学」の開講において、日本酒の文化を本学の学生をはじめ、大学コンソーシアムやまがた加盟機関の学生らにも知ってもらうと同時に、日本酒に関する幅広い知識を身につけてもらうことを目的としています。

村山学部長は「今や世界に羽ばたく『日本酒』の教養を身に着けることは、今後異文化との接触が高まっていく中で大事であると同時に、山形の良さ・日本酒の良さを知ってもらう機会になれば嬉しい。将来的にはワイン学や高学年を対象としたテイスティングなども考えていきたい」と述べ、仲野会長は「『国酒』である日本酒を通して、山形の風土、環境、歴史、文化等様々な学びを得てほしい」 と期待を寄せました。

講義は、県産酒の現況や酒米、麹菌や酵母のはたらき、 健康と飲酒に関することなど、日本酒に関する幅広い分野を酒造関係、各研究機関から小関氏が選出した講師陣らが担当し、週1回のペースで全8回を配信する予定となっています。

▲発表する村山学部長
▲仲野会長(中央)と小関特別顧問(右)

 

■掲載日:2023.11.14