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令和6年度演習林入山式を行いました

 令和6年5月6日(月祝)、鶴岡市上名川にある農学部附属やまがたフィールド科学センター演習林において演習林入山式が行われました。
 この行事は、演習林の前身である山形県の模範林当時から毎年行われているものであり、大正5年5月6日に祠(山の神) を建設し、入山者の安全を祈願することを起源としています。
 大型GW最終日の当日は汗ばむほどの陽気となり、玉手学長、纐纈理事、村山副学長、渡部農学部長、関係教職員のほか、鶴岡市、林野庁東北森林管理局、山形県庄内総合支庁、出羽庄内森林組合及び演習林の所在地である鶴岡市名川地区関係者が出席し、山神祭が執り行われました。山神祭では、玉手学長、皆川鶴岡市長らが玉串を捧げ、演習林における1年間の諸活動の安全を祈願しました。

 演習林管理棟に場所を移した懇談会では、玉手学長、皆川鶴岡市長からのご挨拶の後、本センターの菊池流域保全部門長と本学農学部の学生が調理した山菜料理等を味わいながら、本学関係者と地域の皆様とで活発な交流が行われました。
 菊池流域保全部門長から、演習林における昨年の活動報告や第9次森林計画、農山村リジェネレーション共創研究センター等の今後の取組みについて紹介があり、出席者は熱心に聞き入っている様子でした。

 本演習林では、教育・研究活動の他、地域貢献、国際交流等年間を通して様々な事業を実施していますが、参加者の安全を第一に考え、教職員一同諸々の活動に取組んで参ります。


■掲載日:2024.05.10