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山形大学農山村リジェネレーション共創研究センターについて

1. センター設立の背景

 人口減少が進む中、日本の農山村や地方都市では農林業の担い手不足や地域経済の衰退だけでなく、日常生活の維持も困難になりつつあります。
 地域が抱える問題(野生動物被害、荒廃する森林、限界集落、人畜共通感染症など)は多様であり、かつ相互に関係しているため、現在の課題を一つずつ解決する方法ではすでに手遅れの状態であるといえます。
 野生動物は人に危害を加え、農地を荒らするだけでなく、病原体も運びます。野生動物の管理には、森林を適切に管理し、人間の生活空間から遠ざけることが効果的です。
 森林は木材生産だけでなく、二酸化炭素を吸収・蓄積し、多様な生物の生息地で、土砂災害防止や水資源涵養など多くの機能を有していますが、これらを最大限に活用するためには適切な機能評価とそれに合った管理が必要です。 
 本センターでは、野生動物と森林資源の管理の革新で、多くの問題を同時に解決することによって、農山村の衰退を食い止めることを目指します。


2. センターが目指すもの


3. 部門・ビジョン


4. 組織


■掲載日:2024.11.01