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第4回記者懇談会を開催しました

山形大学農学部では、年に数回、記者懇談会を開催しています。
令和7年3月4日(火)に、令和6年度4回目の懇談会を開催しました。発表内容は以下のとおりです。


「 スマート・テロワールブランドの小麦製品のテスト販売開始
  ~ラーメン、麦きりに続く新たな小麦製品“生パスタ“と“餃子の皮“」

 山形大学農学部  教授    浦川 修司 
 有限会社富樫製麺 代表取締役 富樫 拓也
        
本学部の浦川修司教授は、新たなスマート・テロワール(以下、スマテロ)ブランド商品として「生パスタ」と「餃子の皮」を開発し、3月7日(金)よりテスト販売を開始することを発表しました。本プロジェクトにおける小麦製品としては中華麺、麦きりに続く新たな製品であり、スマテロブランド全体では10種類目の商品となります。

本取り組みは、山形大学アグリフードシステム先端研究センター(YAAS)の活動の一環として、地域住民との共創により、美味しい加工食品を開発し、庄内地域の消費者に提供することを目的としています。今回の商品には、地元農家が栽培した庄内産小麦「ゆきちから」を使用し、生パスタに60%、餃子の皮に100%配合しています。また、保存料を使用しない無添加商品として開発しました。製造は有限会社富樫製麺(鶴岡市)が担当し、レストランで味わうような本格的な食感と高級感のある生パスタに仕上げました。

浦川教授は、「もちもちとした歯ごたえがあり、食感が非常に良い。餃子の皮は餃子だけでなくミニピザなどにも活用でき、汎用性が高い。地元愛にあふれた商品を、地元の皆さんの支えとともに広めていきたい。スマテロ商品の価格以上の価値を消費者に伝えていきたい」と述べました。

販売価格は、生パスタが1パック(120g×2束)で税抜300円程度、餃子の皮が1パック(25枚入り)で税抜360円程度。3月7日(金)より、庄内地域のスーパー㈱主婦の店鶴岡店(パル店、mina店)、㈱ト一屋(みずほ通り店、新橋店)の4店舗にて、毎週金曜日に数量限定で販売されます。また、2025年4月からの定番販売を目指します。

▲会見で発表する浦川教授(左)と富樫社長(右)

▶詳細資料(PDF)


■掲載日:2025.03.07