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令和6年度食料・農業・農村白書の説明会を開催しました

6月30日(月)本学部301大講義室において、「令和6年度食料・農業・農村白書」の説明会が開催されました。本説明会は、アグリサイエンスコースの「食料生命環境学実験実習」および「食と農のビジネス塾」の講座の一環として実施されたもので、学生や塾生に加え、一般の参加者など90名が参加しました。

講師には、農林水産省大臣官房広報評価課情報分析室企画官の蓮地紀幸氏をお迎えし、令和6年度における食料・農業・農村の動向について、最新データに基づく報告と解説が行われました。

講演では、2024年度の農林水産物・食品の輸出額が初めて1.5兆円を超えたことや、女性の農業経営参画が農産物販売金額の向上に寄与している傾向が紹介されたほか、昨年度の能登半島地震など災害からの復旧・復興に向けた取組みや、今後の支援のあり方・課題についても説明がありました。

講演後の質疑応答では、「外国産輸出食品が人体に与える影響は?」「カーボンクレジットの仕組みについて詳しく知りたい」「農業分野におけるごみ問題にはどのようなものがあるか」など、多様な質問が寄せられ、参加者の高い関心がうかがえる活発な意見交換が行われました。

 

 

■掲載日:2025.07.01