第2回記者懇談会を開催しました
山形大学農学部では、年に数回、記者懇談会を開催しています。
7月10日(水)に、令和6年度2回目の懇談会を開催しました。発表内容は以下のとおりです。
「 留学生サポーターが鶴岡市三瀬地区と合同イベントを行います
~”三瀬海岸ワイワイ地引網体験”の開催について~」
山形大学農学部留学生サポーター 井上 実結(農学部4年)
山形大学農学部留学生サポーター 千葉 芳敬(農学部3年)
三瀬地区自治会長 加藤 勝
藤倉山ブナ林保存会会長 齋藤 吉蔵
プロジェクトリーダー 齋藤 三男
鶴岡キャンパス事務部学務課国際室 中島 麻耶
本学部は、7月28日(日)に鶴岡市の三瀬海岸を会場に、三瀬地区と合同で地引網体験などのイベントを開催することを発表しました。
今回の企画・運営を行うのは本学部の留学生サポーターの学生14名です。留学生サポーターは、地域と日本人学生・留学生の交流活性化を目的として2022年12月に結成され、これまで学内で様々なイベントや交流企画を実施してきました。今回、地域と連携して合同でイベントを開催することは初めての試みであり、地域の参加者および留学生、日本人学生合わせて約80名が参加する予定です。
イベントでは、「三瀬地区ワイワイ地引網体験」と題し、地元の子どもたちや大人も交えて、砂浜の沖合にかけられた網を陸上に引き上げる体験を行います。 作業後には、漁獲したものを庄内浜文化伝道師を講師に招き、地元の方々と一緒に調理・会食しながら交流を深めます。また、三瀬地域について学ぶ学習会も予定されており、地域の方々から地域について学ぶことで、地域・国際理解を一層深める内容となっています。
留学生サポーターの井上実結さんは「これまでの活動で学外の方と協力してイベントを実施するのは今回が初めてです。このイベントを通じて、本学留学生、日本人学生、三瀬地区の地元住民の方々に庄内浜・鶴岡の魅力を新たに発見・再認識してもらい、異文化に触れる楽しさを知ってもらいたい」と述べました。また、加藤勝自治会長は、「地引網体験は次代を担う子どもたちに向けて8年前から実施しており、今回留学生たちが参加することで地域活性化につながることを期待しています」と述べました。
本学部は、今回のイベントを契機に、今後より多くの地域との交流機会を持ち、地域の国際化促進に向けてサポートしていきます。
【留学生サポーター主催の過去のイベント(一部)】
■掲載日:2024.07.16