演 習 林 月刊演習林 記事 |
09年6月号@流域保全論のエクスカーションが行われました。今回は、落葉広葉樹林にて森林踏査と、森林整備体験実習を行いました。 森林踏査では、芦沢林道沿いのブナ林で行いました。 ![]() (2009/06/06) 日本海側の豪雪地帯の代表的な林そうであるブナ林の、林分構造やその機能の特徴について小野寺教授から説明を受けました。 森林整備では、山を育てるうえでの初期段階にあたる『育林(保育)』の分野から「植付け※1」と「下刈り※2」の実習を行いました。 初めに植付けを行いました。 今回はスギの苗木を使用しました。 ![]() (2009/06/06) 技術職員から植え方を教わり・・・ ![]() (2009/06/06) 横一列に並んで植えました。 植える間隔を均等に保ち(今回は縦横1.8m間隔)、斜面に対して縦横まっすぐな列になるように植える!! 要するにスギの苗木を、碁盤の目のように植えていきます。 これがなかなか難しいのですが・・・ ![]() (2009/06/06) 今回は非常にうまく植えることができました! まっすぐきれいに並んで植えられています。 あとはしっかりと根付いて育ってくれるか、一冬乗り越えた来春が楽しみですね! 次に下刈りを行いました。 6年生のスギ林にて、手鎌を用いて行いました。 ![]() (2009/06/06) 下刈り作業は、山を育て守っていくためには必要不可欠なことです。 しかし、林業において最も過酷な作業の一つですが、実際にこうして携わってみるとその大変さを実感しますね。 それでも、皆さんとても丁寧に刈ることができました! ※1植付け:育てたい木の苗木を山に植えること。 ※2下刈り:植えた苗木の成長を阻害する下草や雑木を刈払うこと。 技術職員 新井 大輔・飯塚 禎明 |