山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センター

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'09年5月号@(2009.7)

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'09年3月号A(2009.3)

'09年3月号@(2009.3)

09年8月号

演習林にも遅い夏がやってきて、山も青々としてキレイな季節になりました。

(2009/08/13)

(2009/08/04)
 
 
さて、先月おこなったヤマハライから約1ヶ月が経ちました(月刊演習林7月号参照)。
夏の天日にさらされ、撒いた枝や葉がカラカラに乾燥した頃でしょう。
 
ということで、『焼畑林業』の"焼"の作業である『火入れ』を行いました!
 
もはや山形大学演習林の夏の風物詩ですね!
 

(2009/08/26)
撒いた枝条に火を着け焼いていきます。
 
理想的な燃え方としては、じっくりじっくり燃えて、全て灰になればベストです。
 
そのために、山の斜面上から火を着け、火が下にゆっくりとおりてくるように燃やしていきます(下から火を着けると、一気に火が回り、半ナマ状態で燃え残ってしまいます)。

(2009/08/26)
 
火が下り始めたら、周りの林に燃え広がらないように注意し、燃え残りを火にくべ(・・)ながら火の動きをコントロールしていきます。

(2009/08/26)
このまま丸1日、燃やし続けていきます。

(2009/08/26)
ジリジリと照りつける日差しと、壮大なスケールで行われた焚き火の中での過酷な作業でしたが、無事キレイに焼くことができました!
 
この後は『焼畑林業』の"畑"の作業です。
 
まだ灰がほんのり熱いうちに『温海カブ※1』の種を播きました。

(2009/08/26)
このとても小さな温海カブの種を、まんべんなく均一に播くために砂と混ぜて播いていきます。
 
秋の終わり頃に、おいしい温海カブを収穫するのが楽しみです!
 
過酷な作業を手伝っていただいた、森の民の学生の皆さん、本当にありがとうございました!
 
※1温海カブ:山形県鶴岡市温海地域で栽培されている赤カブ。古くは江戸時代から栽培されている伝統野菜。主に山間部で伐採跡地などで焼畑農法を用いて栽培されている。

 

技術職員 新井 大輔・飯塚 禎明

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