山形大学農学部

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平成29年度「庄内スマート・テロワール」収穫感謝祭を開催

 11月28日(火)、鶴岡市のグランドエル・サンにて、平成29年度「庄内スマート・テロワール」収穫感謝祭を開催し、大学および企業関係者、一般市民等約140名が参加しました。
 カルビー株式会社相談役・松尾雅彦氏のご支援によりスタートした寄附講座「食料自給圏(スマート・テロワール)形成講座」が設置されて今年で2年目。本講座が目指す耕畜連携・農工一体・地産地消による循環型経済圏の構築に向けたこれまでの取り組み内容と成果について紹介しました。    
▲小山清人学長の挨拶              ▲講演する松尾雅彦氏

 「寄付講座『実証プロジェクト』の意義」と題して講演した松尾雅彦氏(カルビー株式会社相談役)は、改善活動を通した「利他」循環システムの形成や本学が庄内地区における食農産業のプラットフォームになることの必要性について述べました。
 また同会場では、本プログラムにおける成果品の一つとして、ハム・ソーセージなどの畜肉加工品や本年度に収穫した農産物の厳選素材を用いた加工品の試食会が行われ、大変好評でした。


▲試食会の様子

<講演内容>
「山形大学が取組む実証プロジェクトの概要」山形大学農学部教授 浦川 修司氏
「畑輪作体系における実証展示圃のこれまでの成果」山形大学農学部助教 中坪 あゆみ氏
「実証プロジェクトが目指す畜肉加工品」株式会社東北ハム代表取締役社長 帯谷 伸一氏
「耕畜連携と農工一体で取組んだ蓄肉加工品の紹介」山形大学農学部准教授 松山 裕城氏
「庄内スマート・テロワールにおける農村ビジョンと庄内地域の消費実態調査の中間報告」
(一社)山形県農業会議 五十嵐 淳氏

  
▲山形大学農学部教授 浦川修司氏        ▲株式会社東北ハム代表取締役社長 帯谷伸一氏