山形大学農学部

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全国の受験生の皆様へ

食料・生命・環境科学の課題解決に挑戦

Q.「農学部で学ぶこととは?」

A. 人類は科学技術を発展させ、食料の安定的な生産等に応用することにより豊かな生活を実現しました。しかしその反面、人口の爆発的な増加とそれに伴う活動は、地球温暖化、食料不足、資源の枯渇、環境の破壊、生物多様性の減少等、地球規模での食料、資源・エネルギー・環境問題を発生させてきました。これらの問題は時代と共により複雑で多面的になり大規模化していますが、これらを扱い、解決策を探求する学問分野が「広義の農学」です。このような時代に農学を学ぶ皆さんは、専門分化した知識や技能を学ぶだけでなく、「広義の農学」を広く学び、総合的な判断力やバランス感覚を身につけることが重要です。

Q.「山形大学農学部の新たな挑戦とは何ですか?」

A. 山形大学農学部は、社会の要請を十分に理解し、自ら課題を発見し解決する能力を備えた新時代への専門家の養成をするため、食料生命環境学科1学科6コース体制で教育と研究を行っています。食料生命環境学科に入学した学生は、1年次に「広義の農学」を総合的に学び、2年次から自分の学びたい専門を深く学ぶため各コースを選択し、専門科目の学習や実験及び実習を行います。私たちは、食料・生命・環境科学の幅広い知識と課題解決能力を身につけた学生の養成へ新たな挑戦をしています。

Q.「高校生へのメッセージをお願いします。」

A. 高校生の皆さん、地域の個別課題から地球規模の大課題まで、複雑化する問題解決に向けて、是非、私たちと一緒に学びましょう。

山形大学 農学部長 林田 光祐