山形大学農学部

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東北森林管理局との連携シンポジウムを開催しました

 平成30年2月2日(金)、本学部301講義室にて東北森林管理局との連携シンポジウム「人が動く、森が動く。~市民参加による森づくり~」を開催し、学生・教職員および一般市民約100名が参加しました。
 本学部と東北森林管理局はそれぞれの資源や機能を活かしながら森林・林業の再生、地域振興に貢献できるような調査研究および人材育成の促進を目的とする連携協定を平成23年12月に締結し、以来、シンポジウムや公開講座を通して社会への情報発信を行っています。
 今回は、東北森林管理局朝日庄内森林生態系保全センター所長 椙澤義継氏が「朝日庄内地域におけるボランティア活動について」と題して講演し、センターが行う森林保全活動の取り組みについて紹介しました。また、本学部の菊池俊一准教授が「森づくり・森の保全における市民参加の意義」をテーマに話題提供をしました。
 引き続き行われたパネルディスカッションでは、椙澤氏のほか県内で森林保全活動を行う「小国の自然を守る会」井上邦彦氏、「ひらた里山の会」代表理事佐藤忠智氏、「万里の松原に親しむ会」会長 三沢英一氏をパネリストにお迎えし、各団体の森林保全活動について紹介しながら、活動における世代継承や技術習得の方法などについて意見交換をしました。

     
▲東北森林管理局朝日庄内森林生態系保全センター所長 椙澤義継氏  
▲山形大学農学部 菊池俊一准教授

    
▲「小国の自然を守る会」井上邦彦氏       ▲「万里の松原に親しむ会」会長 三沢英一氏


▲「ひらた里山の会」代表理事佐藤忠智氏