山形大学農学部

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「セネガル通信①」


青年海外協力隊野菜栽培隊員 佐藤 麻衣
(平成29年3月本学大学院農学研究科卒業)

 こんにちは。昨年度農学研究科を卒業しました佐藤麻衣と申します。私は今,JICAの青年海外協力隊として7月からアフリカのセネガル共和国(首都:ダカール)に派遣されています。農学部はJICAの留学生や研修生を受け入れ,各国から留学生が集まりグローバル化している学部の1つですね。みなさんが世界に目を向けるきっかけになればと思い,記事を書く機会を頂きました。海外生活や農業に関わることをお伝えできればいいなと思います。
 初回はセネガルの家庭にホームステイをして驚いたことを紹介します。


①庭で山羊,羊,鶏を飼っている!!
→もちろんこの動物さんたち,食べる用です。でも山羊が食べているのは残飯や段ボールをちぎったもの,草や落ち葉。成長には時間がかかるそうです。鶏は毎日5時に起こしてくれます。

②どこの家にもマンゴーの木がある!!
→家に柿の木がある,松の木がある,のマンゴーバージョンです。なんであるの?って聞いたら,木陰を使いたいらしいです。確かにみんな木の下で長時間おしゃべりしています。そしてハエもマンゴーが大好きです。

③食後のティータイムは2時間!!
→お昼からみんなお茶のみ,おしゃべりに家に来ます。おばちゃん達だけでなく,20代や30代のお兄さんたちもです。もう3時だよ,仕事行かなくていいの?って思うことも多いですが,そこがセネガルタイムです。

④いつ寝るの?!
→セネガル人は夜更かしです。子供たちも23時くらいまで起きていたし,大人も24時過ぎても遊びに出ていましたね。22時過ぎにパーティーにおいでって誘ってくれたお姉さんは大学生かなと思いきや中学生でした。

⑤夕食の時間遅いよ!!
→22時!!!!大学時代の私かな?これ,家族みんなで食べる夕食の時間です。お年寄りから子供まで一緒に食べます。ちなみにお昼は14時半でした。