山形大学農学部

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平成29年度JICA地域別研修「アフリカ地域稲作収穫後処理コース」を開始

 8月21日(月)、本学部においてアフリカ地域の農業関係者(9カ国20名)が「アフリカ地域稲作収穫後処理コース」研修を開始しました。
 本事業は2008年度から独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託で研修生を受け入れ、今年で10年目を迎えました。庄内地域の有する稲作技術や経験の蓄積を活かし、アフリカ地域の自給率向上のため稲作収穫後処理(ポストハーベスト)技術について指導します。
 開講式では、林田学部長が「庄内平野は日本有数のコメの産地。多くの知識と技術を習得し、祖国に持ち帰ってほしい」と歓迎の挨拶を述べ、担当教員や研修員の紹介が行われました。
 研修は8月21日(月)から9月29日(金)までの約1ヶ月半にわたり、講義を中心に刈取り実習や圃場、乾燥施設、農業機械工場の見学など稲作に関する幅広い技術を学びます。
 本学部で学んだ研修生はすでに各国の稲作最前線で活躍しており、今後も本学部では世界の農業技術向上のため、研修生の受け入れを通じて国際貢献を進めていきます。