山形大学農学部

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ひらめき☆ときめきサイエンス「生物の多様性を考える」を開催しました

 

 平成29年9月16日(土)、本学部にて高校生を対象としたプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス-生物の多様性を考える-」を開催し、県内外から18名の高校生が参加しました。
独立行政法人日本学術振興会の支援を受け、大学の講義や実験を体験しながら科学の楽しさや日常生活との関わりを理解してもらおうと、全国の高校生を対象に平成20年度から実施しており、今年で10回目の開催となりました。
 開講式では、実施代表者の安田弘法理事が「最先端のサイエンスに触れ、大いにときめいてほしい。」と激励しました。

   

 佐藤智准教授による「生物の多様性を考える」の講義で講座が始まり、 少し緊張していた参加者をリラックスさせる一幕もありました。

   

 俵谷圭太郎教授による実験「土壌微生物を観察する-菌根菌の役割」では、顕微鏡を使用した菌の採取を行い、科学への興味を持ってもらえるよう、家に持ち帰って観察できる「菌根菌のキット」が配布されました。

    

 西澤隆教授、村山秀樹教授による実験「植物を分析する-ポリフェノールの役割」では、普段触れることのできない大学の実験設備を使用しながら、お茶等に含まれるポリフェノール量の測定を行いました。

    

 佐藤智准教授による実験「昆虫を観察する-植食者と捕食者の関係」ではいろいろな種類の昆虫を使った実験を行い、参加者同士で協力しながら昆虫の数や種類を調べました。

   

 また、昼食およびクッキータイムでは、本学部の教職員・学生・大学院生と楽しく歓談し交流を深めました。 農学部では今後も多くの高校生が気軽に先端の研究に触れることができるような企画を実施していきます。ご参加いただきました高校生の皆さま、ありがとうございました。