山形大学農学部

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平成30年度演習林入山式を行いました

  5月6日(日)、鶴岡市上名川にある農学部附属やまがたフィールド科学センター演習林において、平成30年度入山式が行われました。今冬は大雪に見舞われたものの、職員の除雪作業の効果もあり融雪が早急に進み、現地で開催することができました。
 この行事は、演習林の前身である山形県の模範林当時から毎年行われているものであり、大正5年5月6日に祠 (山の神) を建設し、入山者の安全を祈願したことを起源としています。
 当日は晴天に恵まれ、小山学長はじめ本学関係者、鶴岡市、庄内総合支庁、出羽庄内森林組合及び演習林の所在地である鶴岡市名川地区関係者が出席し、山神祭が執り行われました。山神祭では、小山学長、皆川鶴岡市長らが玉串を捧げ、今後1年間の演習林における諸活動の安全を祈願しました。
 その後、演習林管理棟に場所を移し懇談会が行われ、本学農学部の学生が調理した山菜料理等を味わいながら、本学関係者と地域の皆様とで活発な交流が行われました。また、本センター流域保全部門長であるロペス ラリー教授から、演習林における活動実績や本学の国際化のさらなる進展に向けた取組み等について紹介があり、出席者は熱心に聞き入っている様子でした。
 本演習林では、教育・研究活動の他、地域貢献、国際交流等年間を通して様々な事業が実施されますが、参加者の安全を第一に考え、教職員一同諸々の活動に取組んで参ります。