山形大学農学部

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下水処理水を利用した低コスト型飼料用米栽培の祈念イベントを開催

 5月24日(木)、下水処理水を利用した低コスト型飼料用米栽培の成功を祈念したイベント「田植え式」が鶴岡市文下地区の圃場にて行われました。
 本学の渡部徹研究室は、平成25年度より鶴岡市、JA、鶴岡市との共同により下水処理水を利用した飼料用米の栽培に関する研究に取り組んでおり、これまでの5年間の研究成果を踏まえ、今年から農家さんの協力を得て本格的な飼料用米栽培を開始します。
 田植え式には、関係者約30名が出席し、皆川治鶴岡市長、2018ミス日本「水の天使」浦底里沙さん、村山秀樹副学部長により苗が植えられました。小雨が降る中での作業となりましたが終始和やかな雰囲気で行われました。 (2018.5.29掲載)

     

<渡部徹教授のコメント>
5年間の地道な研究が実を結んで,この度,本物の水田での実証試験までこぎ着けました。これまで汗を流してくれた研究室の卒業生の皆さんに感謝しつつ,秋には良い結果をお知らせできるように,また頑張りたいと思います。農学部の皆さんにも,興味があれば,ぜひ現場を観に来てほしいです!