山形大学農学部

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平成30年度JICA地域別研修「アフリカ地域稲作収穫後処理コース」を開始

 本学部では、8月20日(月)よりJICA地域別研修「アフリカ地域稲作収穫後処理コース」を開始しました。今回の研修では、ウガンダ、エチオピア、ガンビア、ガーナなどアフリカ11ヵ国11名の研修生が参加しています。
 開講式では、渡部徹副学部長の歓迎の挨拶で迎え、担当教員や研修員の紹介が行われました。研修生を代表してローズ・チカファさん(マラウイ共和国)が「収穫後処理の諸問題を解決するための貴重な機会。無駄にしないよう一生懸命学びたい」と抱負を述べました。
 本事業は2008年度から独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託により研修生を受け入れ、今年で11年目を迎え、これまでに156名もの修了生を送り出してきました。庄内地域の有する稲作技術や経験の蓄積を活かし、アフリカ地域の自給率向上のため稲作収穫後処理(ポストハーベスト)技術について指導します。
 研修は8月20日(月)から9月28日(金)までの約1か月半にわたり、講義を中心に刈取り実習や圃場、乾燥施設、農業機械工場の見学など稲作に関する幅広い技術を学びます。

  

  
(2018.8.22)