山形大学農学部

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山形大学・弘前大学と中国・黒龍江八一農墾大学との学術交流

  山形大学と中国・黒龍江八一農墾大学とは2014年3月に大学間交流協定を締結し、2014年10月に学術セミナーの開催、2015年に2名、2017年に1名を留学生として迎え入れるなど学術交流を進めています。2017年に迎え入れた留学生は、現在畜産学研究室の大学院生として畜産施設のIOT化やAIについて意欲的に勉強を進めています。
 2018年10月9日には山形大学農学部から片平光彦教授、堀口健一教授、程為国教授、吉田宣夫客員教授、弘前大学の張樹槐教授が黒龍江八一農墾大学の于立河副校長を表敬訪問しました。于副校長からは「山形大学と本学とは大学間交流を締結しており、留学生の受け入れなどで交流を進めている。今後は研究面での実質的な交流を促進したい。また、来年度にはぜひ山形大学を表敬訪問したい」と述べられました。


▲于立河副校長と片平教授との懇談<

 続いて10月9~10日の2日間では片平光彦教授、堀口健一教授、程為国教授、吉田宣夫客員教授、弘前大学の張樹槐教授の5名が黒龍江八一農墾大学の学生や教職員に対して学術セミナーを実施しました。
 学術セミナーでは各教員の研究シーズの紹介とともに、両国で共通する技術課題を発表し、教員・学生と熱いディスカッションを行いました。
<講演タイトル>
・片平光彦:「山形大学農学部の概要とIOTを用いた次世代農業について」
・堀口健一:「(山形大学農学部)畜産学分野の研究紹介」
・程 為国:「土壌学の過去と現在:私の研究紹介」
・吉田宣夫:「転換期にある日中の酪農事情とTMRセンター」
・張 樹槐:「ブランド農産物を支える技術革新及び弘前大学農学生命科学部の紹介」

  
▲学術セミナーの状況(堀口教授)      ▲両大学関係者での記念写真

  
▲黒龍江八一農墾大学での学術セミナー案内ポスター

 今後も留学生の交換、共同研究の推進など実質的な交流を進めていく予定です。

(2018.10.23)