山形大学農学部

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寄附講座 食料自給圏「スマート・テロワール」形成講座開設記念実験用肥育豚舎除幕式および活動報告会が挙行されました

平成29年2月28日(火)に、高坂農場において、実験用肥育豚舎の除幕式が挙行されました。
本学部では、昨年4月1日から、カルビー株式会社相談役松尾雅彦氏の支援を受けて、寄附講座【食料自給圏「スマート・テロワール」形成講座】を開設し、松尾氏の提唱する「スマート・テロワール」の実現に向けて、諸々の教育研究活動が展開されています。
今回除幕された豚舎は、係る教育研究活動の一環として建設が進められていたもので、昨年12月に完成し、本年1月から豚を導入して実験が開始されました。
当日は本寄附講座の前途を祝福するかのような好天に恵まれ、林田農学部長及び渡邊鶴岡市農林水産部長の挨拶の後、松尾氏と本学小山学長により、豚舎の壁面に掲げられた「スマートテロワール」のロゴをしつらえた本寄附講座のプレートの除幕が行われました。
除幕式終了後には豚舎内の内覧が行われ、来賓や報道機関の関係者は、豚の肥育試験を統括する本学部浦川教授の説明に熱心に聞き入っていました。

寄附目録を小山学長に手渡す松尾氏

あいさつを述べる林田農学部長

(右から)プレートの前に立つ安田理事、小山学長、松尾氏、林田学部長


また同日、農学部301講義室において本年度の活動報告会が開催されました。
松尾氏による基調講演の後、本学部浦川教授、中坪助教、協力団体である山形県農業会議の五十嵐氏による事例報告が行われ、学内外からの50名ほどの参加者は熱心に聞き入っていました。これまでの取り組み内容を確認し、次年度に向けての方向性を確認する会となりました。

小山学長から松尾氏へ感謝状の贈呈


事例報告を行う浦川教授(左)と中坪助教(右)