研究紹介
#14 地域共創活動で誕生したおいしい畜産加工品
スマート・テロワール(スマテロ)をご存じでしょうか?スマテロとは*地消地産を基礎とした、原料の生産から加工、消費までの全てを地域内で完結する持続可能な食料自給圏と定義しており、庄内地域では農業者、加工業者、小売業者、そして消費者が一体となる共創活動により、小麦、大豆および畜産加工品を製造・販売しております。山形大学は研究開発でスマテロを支えており、私たちの研究室では庄内地域で得られる飼料資源を最大限活用して肥育豚を効率的に育てるため、大学附属農場や地域の養豚農場で研究しております。その豚肉を加工したロースハムやソーセージについて、味、香り、食感に関する機器分析の実施、消費者やトレーニングを受けた学生による官能評価を実施することにより、エビデンスのあるおいしい畜産加工品の創出に取り組んでおります。全国各地に多様な特徴を持つスマテロが誕生することを目標に、まずは庄内地域を盛り上げていきます。庄内地域を訪れた際はぜひ、スマテロ商品をご賞味ください。
*地域で消費される食料を可能な限り地域内で生産すること
■2025.09.22掲載
研究一覧
- #01「DNA解析で紅花や青苧の起源を探る」 笹沼 恒男(植物遺伝・育種学)
- #02 「メタボロミクスで生命現象を理解する」 及川 彰(農産物生理化学)
- #03「風土に調和した在来作物の古くて、新しい"つくりかた"を次世代へ」渡辺 理絵(環境地理学)
- #04「鳴声を利用してシカとサルを自動で検知する低コスト技術を開発 」江成 広斗(森林保全管理学)
- #05 「 農業簿記・会計を用いた農業者のマネジメント能力の向上 」家串 哲生(農業会計学)
- #06 「 無限の可能性―微生物から天然物の探索― 」 塩野 義人(発酵制御学)
- #07 「 ロボットやドローンで作物の病害を検出索― 」 小林 隆 (植物病理学)
- #08 「 無人機による山形県の森林の樹種分類やバイオマスと健全性の情報取得 」 ロペス・ラリー (森林学)
- #09 「 人間と機械が協調するスマート農業 」 片平 光彦 (農業機械学)
- #10 「 山形で進める野生哺乳類の生態研究 」 斎藤 昌幸 (景観生態学・野生動物学)
- #11 「 体の抗酸化能を高める機能性成分の探索 」 小林 翔 (食品栄養科学)
- #12 「 ウイロイドの防除と利用に関する研究 」 鍋島 朋之 (野菜園芸学)
- #13 「 メタボローム育種を利用した疾患予防 」 宮城 敦子(農産物生理化学)


