耕 種 田んぼ日誌 記事 |
2012年田んぼの様子2012年の田植え以降から収穫・ごはんまでの様子をご紹介いたします!![]() 春の畦は黄色、むらさき、白といった花が広がってとてもきれいです。 ![]() 藻と風が作った模様。 ![]() 今年も移植栽培の他に鉄コーティング直播を行いました! ![]() 無事に発芽しました!そろっています。 ![]() 四隅もきっちり発芽しています。 ![]() これはポット育苗専用の田植え機です。田植え時の根の損耗が少ないので初期生育がよいと言われています。 ![]() 農薬・化学肥料は使用しない特別栽培水田です。研究を行っております。右が普通の移植、左がポット植。ポットが弱そうに見えますが、この後の伸びは違いました。 ![]() これも農薬・化学肥料を使用せず栽培した稲です。2aの小区画で実験的に行っております。成苗植、米ぬか発酵堆肥、深水、米ぬか+大豆粕で抑草を試みましたが、難しい!結局チェーン除草や手除草を行いました。2aでも結構しんどい!30cm×30cmの疎植、一本植えにしたこともあってか、病害虫に関してはほとんど問題ありませんでした。 ![]() 特別栽培米はえぬきの圃場。使用する農薬成分を抑えているので一部にコナギ発生しました。そんなときは頑張って機械除草です! ![]() 育種の研究を行っている圃場です。伝説のお米「亀の尾」を発見!稲に携わる者としては、一度栽培に挑戦してみたいものです。 ![]() 直播水田。田植え機のアタッチメントを使った点播です。 ![]() 写真左は点播ですが、右は実験的に散播をしました!!動噴に1キロ粒剤用のホースを装着して撒きました(4kg/10a)。少量ずつ4往復と、慎重にやりました。(ここのお米は実習米として販売しております) ![]() 発芽は良好!この後簡単な収量調査を行いましたが点播と比べて収量がわずか7.3%の減でした。設備投資、労力のことを考えると、選択の余地は、あり、ではないでしょうか。しかも代掻き後に水を落とさなくても良いので、環境にもやさしいです。継続して調査したいと考えております。 ![]() 家畜に与える飼料イネの実験圃場です。 ![]() 学生さんが畦にカモの卵を発見! ![]() 今年は春先に晴れが続き、乾土効果が見られました。初期生育がよく、茎数が多かったです。多すぎたところは深水+中干しで対処。 ・・・それにしても暑かったな、今年は。 ![]() 作溝の様子。今流行の乗用の作溝機を初体験しました!(農業機械の実験の一環でお貸しいただきました。) 今年のような少雨で少々硬くなりすぎた圃場でもしっかりした溝が作れました。乾きすぎには注意が必要ですが。 ![]() 今年は出穂日も早かった! ![]() 今年は一年を通して、ほんっとうに雨が少なく、水管理には苦労しました・・・。ですが、お盆の時期に豪雨!排水路も増水しています。 ![]() そんな排水路になんと、たくさんのナマズ発見!!この時期は珍しいようです。増水したので、ここぞとばかりに登ってきたのでしょう。産卵しておりました!生命の営みです。 ![]() 直播の動噴ホース散播水田。悪くないですよね。 ![]() 有機農家での勉強会の様子。 ![]() 収穫期が近づき美味しそうな稲に! ![]() コンバインで刈り取り!去年まで使っていた機械がだいぶ古くなり更新時期だということで、今年から新しい機械です。 ![]() コクピッド。これからよろしく頼む! ![]() 稲刈り作業は楽しいです! 今年は収穫期まで雨が少なく、地盤がしっかりしていたため、比較的スムーズに刈り取ることができましたー。 ![]() トラックに籾を排出!新型はこのアームが伸び縮みしますよー。 ![]() 絵になりますね。 食糧確保!今年も安心!お米を収穫している写真が良いと思うのは日本人の本能なのかもしれません。 ![]() 古い機械もまだバリバリ働けます!ワラの結束ができるのは今のところこっちの機械だけ。今まで丁寧に使ってきた相棒なので、できる限り大切に使っていきたいという気持ちがありますね~。 ![]() 学生のみなさんもこの時期は収量調査など、忙しいです。 ![]() 籾摺り。乾燥した籾を玄米にする作業です。 ![]() 積みあがる玄米。 ![]() 等級検査の結果、一等米でした!栽培が難しいササニシキで一等米がつくとより嬉しいのです! ![]() 山形大学農場産新米はえぬきのご飯。 うまかったな~。うまさと共に一年の思い出が頭を駆け巡ります。報われた。 (明太子は別売りですよ。) 技術職員 佐久間拓也 |