山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センター

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鉄コーティング直播A(2011.11)

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田植え@(2010.5)

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育苗ハウス準備(2010.3)

コンバイン収穫(2009.11)

コンバイン解説(2009.11)

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イネの様子@(2009.6)

田植え(2009.5)

代掻き(2009.5)

苗作りB(育苗)(2009.5)

直播(2009.5)

苗作りA(播種)(2009.5)

耕起(2009.4)

畦塗り(2009.4)

土作りA(堆肥散布)(2009.4)

苗作り@(床土詰め)(2009.4)

種子消毒(温湯消毒)(2009.3)

土作り@(堆肥運び)(2009.3)

コンバイン解説

10月15日の写真です。
 

更新に間が空いてしまいましてすみません。なんと、もう田んぼは最後の一枚となってしまいました。
収穫期は忙しくてね〜(言い訳ですね・・・)
 
今回は収穫作業には欠かせないコンバインの説明をしたいと思います。
 

コンバイン前部。これは4条刈り用です。4列ずつ刈れるのです(実際はもう少し刈れちゃいます)。
 

下にはバリカン状の刃があります。
倒れている稲があれば、うまい具合に引き起こしながら刈ってくれます。
 

刈った稲をうまい具合に上方に運びます。
 

コンバイン左部です。
刈った稲が全てここに運ばれてきます。
写真右上が脱穀部でここに搬送されます。
 

脱穀部を開けました。
上の突起物の生えたドラム状のものを「こぎ胴」といいます。
こぎ胴が回転して突起物(こぎ歯)とこすれることにより、脱粒するのです。
落ちた籾は下の網を通ってタンクに運ばれます。
 

コンバイン左部後ろ側。
籾をとられた稲はワラとなり、後方に運ばれてゆきます。
 

コンバイン後部。
運んできたワラをどうするか?うちのコンバインは2通りの処理法ができます。
一つはワラを細断して田んぼに撒く方法。
 

これは細断するときのカッターです。ワラは意外と硬いものなので、とても鋭利にできています。コンバインのデンジャラスポイントです。
ワラ細断はコンバインの標準装備であることが多いです。
 

もう一つはワラを結束して、ワラ束を作っていく方法です。
これは後付けのオプションです。
秋から冬にかけて降雨量の多い庄内ではワラの乾燥が難しく、ワラ束を作る人は限られます。
当農場では牛の飼料にするため、できる限り回収しています。
 

ワラを結束するジュート紐です。やたら絡まるのが難点。
 

タンクにたまった籾は写真のようなアームから排出されます。
 

コンバインのコクピッド前部。
色々レバーなどがありますが、よく使うのは右の方向・刈高調節レバーと左下の車速調節レバーです。
 

コクピッド左部。
緑のボタンがありますが、水平制御、こぎ深制御、刈高制御、車速制御、方向制御・・などなど、さまざまな自動制御装置が搭載されていて非常に便利です。
使うかどうかは好みもあるようです。
私は刈高と方向制御は使いません。
 
以上、コンバインの簡単な説明でした。
次回は実際に収穫しているところをご紹介します!

技術職員 佐久間拓也

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