耕 種 田んぼ日誌 記事 |
苗出し2010年4月9日に「苗出し」作業を行いました。苗出しとは、播種した苗箱をビニールハウスや平らにした田んぼなどに並べる作業です。 ![]() 当農場では出芽機を使用しています。 実験に使用する苗もあるのでバラツキなく一斉に芽を出す必要があるというのが理由のひとつです。 ![]() 30度で48時間かけました。芽がそろってでました! 苗の生育がそろっていると管理や作業がしやすくなるという利点もあります。 ただ、使用する農家はあまりいなくなってきているというのが実情のようです。理由は手間やコストがかかるからと、じっくり出芽させたほうが丈夫な苗ができるという考え方もあるから、だと思われます。使わない場合は苗出し後ビニールをはって保温保湿を行います。 ![]() 出芽機から苗箱を運び出します。 ![]() 苗箱をガラスハウスに並べていきます。 毎年作物学研究室の学生の皆さんにお手伝いをしてもらってとても助かっています。 ![]() 実はこの苗出し作業は「現代稲作5大超きつい作業」のうちの一つに入ります(あくまで個人的な意見でございます)。 腕、腰、背筋、脚などの筋肉痛がおとずれること必死です。さらに、指先の皮が硬くなります。 ![]() みんな、手伝ってくれてありがとう! ![]() これは特別栽培ササニシキの苗です。 品種が混ざらない様に木を置いたりして区別し、管理しています。 ![]() 苗出し終了!スプリンクラーで水をかけて被覆シートを張ります。 これから育苗管理です。 技術職員 佐久間拓也 |